報告会「私が体感したシリアの春/戦乱の母国を逃れて」(東京開催)のご案内

報告会「私が体感したシリアの春/戦乱の母国を逃れて」開催案内

 本報告会は、シリアに赴任したJICAのシニア・ボランティアのOBの有志が、同国の市民の悲惨な状況を憂え、シリア市民への支援の輪を広げるために計画したものです。

 シリアの民主化を求めるシリアの春が始まった一昨年の3月から死者が6万人を超え、国外へ脱出した難民は54万人に上り、またシリア内で厳しい避難所暮らしを余儀なくされている市民も400万人と言われ、しかも内戦は激化しています。そのシリアから、シハブ博士(シリア人)と戸田氏が身の危険を感じ昨年6月我国に避難されました。

 お二人は、アラブの春が勃発する以前からシリアのホムスに在住され、日本シリア友好協会(JSFA)で両国の友好親善活動に従事されていました。

 その一方で、シリアの春が激化すると、シハブ博士はボランティアとして住民の救済活動を始められましたが、その間に自宅が破壊され、自身も負傷されました。それでも、博士は家族4人を日本に残し、今も救援活動のため母国を往来されています。

 我々日本人はシリアの春の背景も、恐怖や悲しみ、不安、困窮を抱きながらの内戦下でのシリアの人々の生活を具には把握していません。そこで、このような皆様の疑問への回答も含めお二人からシリアの実相についてお話を頂くことにしました。加えて、博士の知人で、テロが続く政情不安なイスラム圏諸国で取材活動されているフリーのジャーナリストの西谷文和様が、賛助参加されシリアの内戦の状況を映像で示しながら講演されます。

 シリアの惨状や人々の窮状を知って、苦しみに喘ぐ市民を援助したいと思われたら、シリアの難民や国内の被災住民への救済活動をしている諸機関や団体への寄付をお願い致します。このうち、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)による難民支援と赤十字社の国内避難民の救護活動については本報告会で併せて紹介します。

1. 開催期日:3月31日(日) 14:00~16:30

2. 開催場所:JICA地球ひろば 国際会議場

  東京都新宿区市谷本村町10-5 電話:03―3269-2911

3. 発表者

・Dr. Shihab J. Mohd. (JSFA会長代理、2007年バース大学助教授、日本語教師)

1965年生、バース大学体育学部および国際組織法学部卒業、1990~1997年高等教育のため早稲田大学と明海大学及びテンプル大学に留学1997年国際関係博士、2005年JSFAの会長代理

・戸田征夷一(JSFA顧問(英語と日本語教師兼務)、元UNHCR職員)

1942年生、神戸市外国語大学英米文学部卒業、1978~1981年UNHCR勤務、1996年脳梗塞発症ホムスに転地養生、2006年ホムスに転居、2008年JSFA顧問

4. 参加費: 500円

5. 開催体制
主催:シリア国際交流活動OV会 後援:国際協力機構(JICA)

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